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着物買取

着物の種類と買取での扱い|訪問着・留袖

着物は種類ごとに格や適した着用場面が異なります。着用場面の広さは需要を左右する要素の一つで、種類は査定で確認される要素の一つです。

種類ごとの位置づけ

種類特徴需要
黒留袖第一礼装(既婚)黒地・五つ紋・裾のみに絵羽模様用途が限られる
色留袖礼装地色があり、紋の数で格が変わる用途が限られる
振袖第一礼装(未婚)袖が長い成人式などの需要がある
訪問着準礼装縫い目をまたぐ絵羽模様着る機会が広い
付下げ準礼装〜おしゃれ着模様が上を向いて配置される着る機会が広い
色無地用途が広い無地。紋を入れると格が上がる茶道などで需要がある
小紋おしゃれ着全体に繰り返しの柄普段着として需要がある
おしゃれ着先染めの織りの着物産地物は条件が揃いやすい
喪服弔事黒無地・五つ紋需要が限られる
浴衣夏の普段着木綿・化繊単価は低め

訪問着・付下げ・色無地は着る機会が広く、紬は産地物であるかどうかで扱いが変わります。 産地と証紙の関係は産地物と証紙で扱っています。

手持ちの着物を見分ける手順

  1. 袖の長さを見る — 極端に長ければ振袖です
  2. 紋があるか — 紋の数と種類を確認すると、格を見分ける手がかりになります
  3. 柄のつながり方を見る — 縫い目をまたいで柄がつながっていれば絵羽模様です。訪問着・留袖・振袖などに見られるため、袖丈や地色、紋もあわせて確認します
  4. 柄が繰り返しか — 全体に細かな柄が繰り返されていれば小紋の可能性があります。染めか織りかもあわせて確認します
  5. 地色が黒一色で紋が5つ — 黒留袖または喪服です。裾に模様があれば黒留袖です

判断がつかない場合は、無理に分類せずそのまま出して構いません。査定側で種類を確認します。

種類で扱いが分かれる理由

留袖と喪服は、格が高いにもかかわらず需要が限られます。黒留袖は主に親族の婚礼、喪服は弔事と用途が限られるためです(色留袖の用途は紋の数などで異なります)。一方、訪問着や色無地は着る人の年代や場面の幅が広く、再販先が見つかりやすくなります。

購入時の価格と査定額が一致しないのはこの点が理由の一つです。購入価格との差については着物買取でがっかりする理由で扱っています。

種類が分かると判断できること

  • どれを手元に残すか(着る機会があるものを残す)
  • どれを先に出すか(状態が変化しやすいものから)
  • 内訳が出たときに、提示額が種類と整合しているか

まとめて出す前に種類だけでも把握しておくと、総額ではなく内訳で判断できるようになります。業者ごとの条件は着物買取おすすめ比較にまとめました。

紋の数で格が変わる

同じ色留袖・色無地でも、背中・両袖・両胸に入る紋の数で格が変わります。

紋の数位置
五つ紋背・両袖・両胸最も格が高い
三つ紋背・両袖準礼装
一つ紋背のみ略礼装。用途が広い
紋なしおしゃれ着

紋の数が多いほど格は上がりますが、着られる場面はかえって限られます。 一つ紋の色無地が「用途が広い」とされるのはこのためです。

なお、紋には染め抜き(生地を白く抜いて描く)と縫い紋(糸で刺繍する)があります。染め抜きのほうが格が高い扱いです。

男物・子供物の扱い

男物の着物・羽織、七五三の祝い着なども買取の対象になる場合があります。ただし女性用に比べて市場が小さく、2026年7月27日時点では、まねきや・ザ・ゴールドの公式サイトで、対象品目として男物・祝い着を明記した記載は確認できていません。 コメ兵は「子供きもの」を対象品目に挙げていますが(2026年8月21日時点)、男物・祝い着という表記での明記は確認できていません。申込前に確認してください。

よくある質問

Q. 種類が分からなくても査定してもらえますか

A. 査定を受けられます。分類は査定側で行われるため、事前の分類は必須ではありません。ただし内訳を確認するときに、種類が分かっていると照らし合わせやすくなります。

Q. 喪服は売れますか

A. 需要が限られるため、値段がつかない場合があります。処分を含めた選択肢は着物の処分方法を比較にまとめています。

このページの調べ方

掲載社数
3社
読んだ出典
8本
条件の確認日
2026-07-27

条件は各社の公式サイトを、トップページだけでなく「よくある質問」「利用規約」まで読んで確認しています。 公式サイトで確認できなかった項目は、推測で埋めずに「記載なし」と表示しています。